ロスフラワー問題を解決するために!サスティナブルフラワーでお花の廃棄を減らそう
長い冬が終わり、桜の花が咲きはじめると春の到来を感じますね。春は新しいスタートを切る方も多く、お花を贈ることも多い時期です。
いまや私たちの生活ときり離せない、お花。そのきれいさ、香り、時には儚さが魅力的ですよね。
花屋さんの前には美しい色とりどりのお花がとり揃えられ、店頭へ並ぶお花が変わっていく姿に季節の訪れを感じることもあるでしょう。
しかし季節に合わせたそれらのお花は、その季節が終わるとそのまま廃棄されてしまう場合もあります。
いま、ロスフラワーという問題が提起されています。
ロスフラワーとは、まだきれいなのに廃棄されてしまう生花のこと。このロスフラワーを減らすためにも、持続可能なサスティナブルフラワーが注目されています。
では、そのサスティナブルフラワーとはどのような花なのか、どのような種類があるのか。ロスフラワー問題とともにご紹介します。
ロスフラワーとは、2017年に日本で第一人者のフラワーサイクリストである河島春佳さんが、お花屋さんで働いたときの体験からさまざまな理由で、まだきれいなのに廃棄されてしまうお花に対する問題提起の意味で名づけられました。
河島さんがお花屋さんで働いていた時代、結婚式やさまざまなイベントの催事会場で大量のお花が使われていることを知ります。
そして催事が終わるとまだきれいなお花が捨てられてしまい、それは催事があればあるほどに増えました。
そのほかにも、12月25日のクリスマスが終わると、それまで店頭に飾られていた多くのバラがそのまま廃棄されてしまうこともありました。
河島さんはその事実に衝撃を受け、「まだきれいなのに廃棄されるお花」をなんとかしようと、このようなお花を「ロスフラワー」と呼び、問題提起をされました。
大量廃棄される食品に対して食品ロスという問題提起の言葉があるように、廃棄される生花を解決するためにもロスフラワーをどうにかしたい。
そのような想いから河島さんは、現在はフラワーサイクリストとしてロスフラワーを加工して染色し、新たな作品へよみがえらせる活動をしています。
お花屋さんはもちろん、誰もが廃棄したくてしているわけではないはずです。
もちろん、結婚式を開いた新郎新婦も、催事会場の方も、廃棄業者の方も、このような現状を望んでいないでしょう。
だからこそいま、「サスティナブルフラワー」が期待されています。
サスティナブルフラワーとは、読んで字のごとく持続可能なお花のことです。
ロスフラワー問題を解決するための言葉であり、現在は厳密な定義はありません。
生花以外の素材は3パターンがあり、それぞれ持続可能性が高いため、サスティナブルフラワーだといえます。
その3パターンは以下とおり、加工花や造花です。
生花を自然乾燥、機械乾燥、シリカゲル乾燥などで水分を抜いた加工花です。
後述のプリザーブドフラワーと比べてつくる作業が簡単であり、家でも作成できます。
生花や葉をグリセリンなどの特殊液の中へ沈めることによって水分を抜いた加工花です。
脱水に加えて脱色したのちに着色させる場合が多いです。特徴として、生花に近い感触があります。
本物のお花を使用しない造花です。
ポリエステルやポリエチレンなどを素材として、お花を模して造ります。
なお、ハーバリウムは「【めんどくさがり女子へ】簡単に生活へ”花”を添えるハーバリウムの作成体験記」のとおり、加工花であるプリザーブドフラワーやドライフラワーを植物標本にした状態のことをいいます。
このように、その美しさを長く楽しめるようにお花を加工する技術はあります。またそもそも本物のお花でない、造花という選択肢もあります。
しかしこれらはそもそも、お花の製造段階から決まっているともいえます。
現在も結婚式、披露宴、そしてイベント事などの催し物が終われば、それ以外の用途はないとして廃棄されるお花は多いです。
最初から結婚式でアーティフィシャルフラワーやハーバリウムなどを使用することもひとつの手段ですが、生花には「生花にしかない良さ」があります。
また、テーブルフラワーやブーケなどに合わせ、アレンジメントのために茎を短くカットされたお花は、なかなか別の用途がありません。
そのような、いまはただ廃棄されるしかなかった生花をそのまま廃棄するのではなく、再利用のサイクルをつくりだす必要があります。
ロスフラワーゼロこそが、サスティナブルフラワーにつながるともいえます。
大量に廃棄されるきれいなお花を「再利用するサイクル」は、まだ発展途上の段階です。
だからこそ、まずはロスフラワーについての認知度を高めることが重要だと考えます。認知度が高まれば、より多くの方の知恵や力がこの問題解決へ注がれることが期待できます。
きれいなお花が廃棄される現状に心が痛む。
そのような気待ちが少しでもあれば、まずは自らこのロスフラワーについて調べたり、周りの方へ教えてあげたりすると、よいかもしれません。
私たちのその行動が、きれいなお花を守る一歩になると信じています。
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