ホテイソウは、ぷっくりとした浮袋が特徴の浮草です。
十分な太陽光を好むことから、屋外のビオトープや睡蓮鉢でよく栽培されます。
ホテイソウの基本情報や特徴、メダカと相性などをスタッフのコメントを交えながらご紹介します!
ホテイソウは別名『ホテイアオイ』とも呼ばれる、ミズアオイ科の水草です。
葉柄(茎のような部分)に「浮き」のような空洞を持っており、浮力があります。
水に浮かべておくだけで水中から養分を吸収して育つため、育成は容易ですが、日照時間が少ない・日光が弱い・気温が低すぎる(13度以下)といった環境では枯れてしまうことがあるため、暖かい栽培環境を意識すると良いでしょう。日光を好むためビオトープなどの屋外での育成が最適です。
一方、最大60cmとかなり大型に育つこと、育成に光量が必要なことから室内飼育の水槽には不向きです。小さなビオトープやメダカ鉢、水槽で浮き草を育成したいときは、小型品種の『ミニホテイソウ』を検討してみてください。
ホテイソウは、生き物との相性も抜群です。特にメダカや金魚を飼育しているビオトープでは、水質浄化作用があること、ビオトープでは大きな葉が水面に広がり、日傘のような役割を果たすことから、魚達の憩いの場として活躍します。
また、水中に伸びた根は魚が添いやすい形状のため、メダカの産卵床としてもおすすめです。
水温34℃程度まで耐えられるため、水温の上がりやすいビオトープにはまさに最適の水生植物といえるでしょう。
「隠れ場所として!」「日よけとして!」「産卵床として!」など様々な用途で活躍するホテイソウは、屋外飼育のマストアイテムともいえる浮草です。
もともとは南米原産の水生植物で、高水温や強い日差しにも耐えられるタフさを持っています!
逆に、寒さには弱いので秋口には枯れてしまうことが多いです。
屋外での越冬は難しいため、寒くなってきたら室内に入れるか、ワンシーズン限りの消耗品として割り切りましょう。
暖かい季節には、水中の余分な養分を吸収してどんどん成長します。水中の養分は多すぎると、コケや藻がたくさん生えたり、生き物が病気になったりして、トラブルの元になることも。ホテイソウはそんな養分を吸収してくれるので、飼育環境を維持する上でも重要な存在ですね。
メダカとの相性は抜群で、ポピュラーな産卵床として愛用されています。
浮草なので回収が非常に楽で、産卵シーズンにおすすめです。
一方育成する上での注意点もあります。浮き草であるホテイソウは、そのほとんどの部位が水上に出ているため、アブラムシなどの昆虫に食害されやすいです。
もし虫が付いたら、水中にしばらく沈めて撃退しましょう!
ちなみに、おちたアブラムシは魚やエビが食べてくるので心配ありません。
ところで、ホテイソウには浮袋がついていますよね。
この浮袋をもつシルエットが「布袋のような、ふくよかさ」をイメージさせることが名前の由来です。
浮き袋は水中で押すと空気が「ポコッ」と出てきます。特徴的なので、つい触りたくなりますが、潰れると枯れてしまうので、むやみに触れるのはやめましょう。
環境があっていると薄紫色のキレイな花を咲かせてくれますよ。
メダカと相性のいい水草15選をご紹介する動画です。
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