海の中を泳いだり覗いたりすると必ず見かけるイソギンチャク。
イソギンチャクの触手には毒があるということは皆さんご存じだと思います。
大体のイソギンチャク、特に小型のものは触ってもそれほど人間に影響を及ぼすことはありませんが、中には猛毒を持ったイソギンチャクが存在します。
そのひとつにハナブサイソギンチャクが挙げられます。
ハブの2倍ほどのパリトキシンの毒を持つと言われ、刺されると強い痛みに襲われます。
今回は、ハナブサイソギンチャクに刺された時の症状と治療法、生態や毒性ついて触れてみたいと思います。
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目次
1 イソギンチャクってどんな生き物?2 ハナブサイソギンチャクの生態3 ハナブサイソギンチャクの毒、刺された時の症状4 刺された時の応急処置5 まとめそもそもイソギンチャクとはどのような生物なのでしょう。
イソギンチャクとはクラゲと同じ刺胞動物の仲間で、世界に800種類以上いると言われています。
上部に口盤と呼ばれる部分があり、その周りには多数の毒を持つ触手が並んでいます。
触手の形は円錐形だったり枝分かれしていたりとさまざまですが、今回取りあげるハナブサイソギンチャクは枝分かれしている種類のイソギンチャクです。
下部は足盤と呼ばれ、岩の上などにくっついて生活しています。
この足盤を使って時折移動もします。
イソギンチャクは、クマノミやエビなどと共生生活をすることでも知られています。
クマノミがイソギンチャクに出入りする姿もかわいいですし、イソギンチャク自体も小型のものには色がきれいな種類がありますので、観賞用として飼育されることも多いです。
さて、それではハナブサイソギンチャクの生態についてです。
ハナブサイソギンチャクはイソギンチャク目ハナブサイソギンチャク科に属する生き物です。
体長が30cm以上、高さ20cmほどにもなる大型のイソギンチャクです。
触手のような腕が48本あり、細かく枝分かれしているため一見海藻のようにも見えます。
体色は黄褐色の個体もいれば薄紫色の個体もいます。
ハナブサイソギンチャクは夜行性で、日中はその触手は引っ込んでいますが、夜になると花が咲いたように広がります。
一般的にイソギンチャクは、夜行性のほうが毒性が強いようです。
日本においての生息地は南西諸島以南で、サンゴ礁や岩礁域の砂底に生息しています。
ハナブサイソギンチャクには、触手を触ると一瞬のうちに砂に隠れてという習性を持っていますが、面白がって素手で触ったりすると刺されてしまうので注意してください。
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イソギンチャクの触手には、毒針の入った刺胞が無数に存在します。
この刺胞に触れると、それが刺激となり毒針が出てきて刺されてしまうのです。
イソギンチャクの毒性は、一般的にクラゲよりは弱いと言われており、毒性の弱いイソギンチャクに刺された場合は、患部が少し腫れる程度で済みます。
しかし、ハナブサイソギンチャクのように毒性の強いイソギンチャクの場合は、刺されると激しい痛みが襲ってきて、患部がやけどをしたかのように赤く腫れあがります。
イソギンチャクの毒には二つのタイプがあり、溶血毒(タンパク毒)とペプチド毒(神経毒)に分かれます。
ハナブサイソギンチャクはペプチド毒であるため、さらに皮膚が麻痺したり呼吸困難が引き起こされることもあります。
他にも吐き気や皮膚の壊死、患部の強いかゆみ、筋肉痙攣といった症状が起こります。
幸い現時点で死亡例は報告されていませんが、同じく強い毒性を持つウンバチイソギンチャクに刺されて完治に1年半以上かかったという報告があるので、ハナブサイソギンチャクの場合もひどい人は完治に時間がかかる可能性があると考えて良いでしょう。
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では、ハナブサイソギンチャクに刺されてしまった場合の応急処置についてご説明します。
1、まず、刺されたらできるだけ早く海から出てください。
2、そして患部をこすらないように海水で洗い流し、刺胞がくっついている場合はきれいに取り除いてください。
そして食酢かアルコールをかけ、患部が腫れている場合は冷水で冷やすと良いでしょう。
食酢をかける処置は、先ほど挙げたウンバチイソギンチャクのように、イソギンチャクの種類によっては逆に毒の発射を促してしまうので、刺された種類が不明な場合は酢やアルコールは使用しないでください。
また、患部を砂でこすってしまうと毒が広がるので絶対にやめましょう。
3、応急処置が済んだら、早めに医療機関を受診してください。
病院では鎮痛剤の投与、ステロイド軟膏の塗布といった処置が施され、重症の場合には抗生剤や破傷風トキソイドの注射をする場合もあります。
ハナブサイソギンチャクは強い毒を持つイソギンチャクです。
もし刺されたら、患部を海水で洗い流し、食酢かアルコールをかけ、病院へ行きましょう。
せっかく海に遊びに行ったのに、イソギンチャクに刺されて痛い思いをするのは嫌ですね。
ハナブサイソギンチャクは浅瀬にも生息しているので、子ども連れの場合は特に注意が必要です。
遊んでいるうちにうっかり踏んでしまったということもありますので、海に入る場合はマリンシューズを履くなど、素足で入らないようにしましょう。
また、海藻と見間違えてうっかり触ってしまう人もいます。
海中生物はむやみに素手で触らないように気をつけてください。
いずれにしても、なるべく肌の露出は避けることです。
ラッシュガードや長ズボンを着用して肌を守り、安心してレジャーを楽しみたいですね。
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