2024/9/17
胡蝶蘭は、お祝いごとの定番花として贈られることが多いですよね。名前の通り花びらを広げる姿がチョウが舞うような美しく優美な花姿が特徴で、縁起の良い花として重宝されています。そんな胡蝶蘭の育て方を解説していきます。
結論、胡蝶蘭はデリケートな花であるため、ほったらかしでは元気に育たず、早くに枯れてしまう可能性もあります。
みなさん、お祝いとして贈られたであろう胡蝶蘭が、ラッピングされたまま店頭に置かれている様子を見たことがある方も多いのではないでしょうか。そのためか、胡蝶蘭はある程度ほったらかしでも育つと思われている方も多いようですが、胡蝶蘭は適切な管理のもとで、長く開花を楽しむことができます。
胡蝶蘭を詳しくみる胡蝶蘭は高温多湿の環境を好みます。一年を通して日当たりと風通しの良い、15〜25℃を保てる場所へ置くのがポイントです。
室内で育てる場合は、直射日光は避け、レース越しのカーテンなどの溢れ日程度の日にあてて育てましょう。エアコンの風に当たるのも苦手ですので、直接風が当たる場所は避けます。
また、夏の間は屋外で育てることも可能です。
胡蝶蘭は一年中水やりを必要とします。基本的には、水苔やウッドチップがある程度乾燥してきたら、水やりをします。
季節や室内環境によって乾燥に要する日数は異なりますが、だいたい冬〜春頃は1週間に1回程度、夏は2〜3日に1回程度が目安です。
多湿を好むため、こまめに葉水を与えるとなおいいでしょう。
胡蝶蘭の花が咲いている間は肥料は不要です。花の咲いていない春〜秋頃にかけてのみ、月2回程度、液体肥料を与えます。
胡蝶蘭は暑さには比較的強いですが冬の寒さには弱いです。15℃以上(最低10℃以上)の気温を保ちたいため、冬の間は室内で育てるのが一般的です。
ただし、冬は室内に置いても、夜や窓際は気温が低くなりやすいです。日中はできるだけ日当たりのいい場所へ置き、夜などはダンボールなどで鉢を覆い、防寒対策をしてあげるといいでしょう。
また、冬の水やりは控えめで問題ありません。濡れた状態で寒さに当たると弱るので、冬の水やりは日のでている時間帯に済ませましょう。
胡蝶蘭は水不足になると、葉が黄色くなったり、枯れたり、花や葉がシワシワになることがあります。
置き場所や気温に問題がない場合は、水やり頻度が合っていない可能性が高いです。このような変化が見られたら、水やり頻度を少しずつ増やしてあげましょう。
また、水やり頻度ではなく、土の水はけが悪い可能性もあるので、その場合は植え替えを試してみましょう。
胡蝶蘭の花を毎年楽しむためには、日々の適切な温度管理と水やり頻度、花後の花がら摘みと切り戻しなどのお手入れが重要となります。
胡蝶蘭は蒸れに弱いので、ギフトラッピングの材料はすぐに外すか、鉢底だけ穴を開けて水が出るようにしてあげてくださいね。
胡蝶蘭の花後は剪定作業が必要になります。1年で2回花を楽しむ場合と、株をしっかり休める場合とで切る場所が異なるため、以下の記事で詳細を確認してください。
胡蝶蘭の根が窮屈になってきたら、植え替えてあげましょう。植え替え作業はむずかしくなく、要点を抑えれば初心者でもかんたんにこなせます。ぜひ挑戦してみてください。
繊細に見える胡蝶蘭ですが、コツを押さえれば初心者でも簡単に育てることができます。人が過ごしやすいと感じる環境を好むので、蒸し暑い、寒いなどの体感温度で胡蝶蘭の置き場所を変えてあげてくださいね。
株自体の寿命はとても長いので、ぜひ大切に育てて何度も花を楽しみましょう。
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