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華道の3大流派の特徴と費用を徹底比較。初めに揃える持ち物は?

華道の流派の違いってなに?

思えば細々とながーく続けてきた華道、生け花。

私は身近に「池坊」があったので、何も考えずにそのまま池坊を続けてきました。

初めはお花が好きで家のお花を少しでもきれいに生けられたらいいな、なんてそんなほんの少しの気持ちから入門しました。

華道には「池坊」しかないと思っていたくらいの超初心者。

やるうちに、あらあらいろんな流派があったのね、と。

しかも同じ華道で、同じ花材でも流派によって全く別のものに仕上がっちゃうんだと気付きました。

これから始めようと思っている方!

この流派の違いを踏まえて、選択するということはとても大切なことです。

どうぞ、ご自身に合いそうな流派の入門をお勧めします。

華道の流派ってそもそも

華道の流派っていまでは300以上もさまざまありますが、そもそもは室町時代に六角堂の僧侶の「池坊専慶」
が確立したものです。

そこからさまざまな流派が枝分かれして、〇〇流という生け花がいろいろとできた感じです。

生け花ならどこも同じだろうと思ったら大間違いですよ。

全く生け方や特徴が違うので、入門する前に基本はおさえておきたいところです。

300近くある流派のうち3大流派とよばれるのが

・池坊(いけのぼう)

・草月流(そうげつりゅう)

・小原流(おはらりゅう)

です。

生け花を初めに習うのであればできればこの3つのどれかを学んだ方がいいと思います。

というのも教室数も全国的に多いのでどこに行ってもあるので、引っ越しなどで他の地域に行っても

そのまま続けられるというメリットがあります。

また規模が大きいので花展などもよく行っており、勉強しやすい環境ともいえるでしょう。

池坊


日本最古の華道家元です。

家元の先祖が生け花そのものを作り出したので、

池坊流などの呼び方はしません。

池坊には【立花】【生花】【自由花】という決まった形があります。

立花、生花などは決まった形を学ぶため、初めは理解しづらい面もあります。
花材も少なかったり、覚えることが多かったりで面白みが初めは感じられないため、初心者には自由花から習わせることが多いようです。

自由花というのは、いろいろな季節の花などを生け花っぽく自由に生けられるということです。

立花、生花などの印象が強いのか、世間一般では「古典的」「保守的」などの印象が強いようです。
でも自由花などから始める場合、特に決まりがないので他の流派と変わりないかもしれません。

池坊の精神で、よく言われる言葉は【和】と【美】です。

草木の命が作り出す姿を美しさの根源で、そこには「和」があると考えます。

とても深い意味が込められていて、教本などを読むとある種の哲学を感じるほどです。

資格などもたくさんありきちんと華道を極めたい、という人にはお勧めです。

こちらは立花を生けている風景です。

池坊はこうした決まりある形から学ぶことが多いです。

草月流

草月流を一言で言い表すと、【自由】です。

草月では、「生ける」などの漢字は使わず、「いける」を「造形る」「変化る」などと表現しています。
特に形式にとらわれずに、個性を活かし好きなように活けさせてくれます。

お花器なども多様なものがあります。
華道というよりも、芸術のような感じです。

草月流は本当に自由で、花展などに行くと

「え?これが生け花?」と感じてしまうものばかりです。

というのも、もはやお花がなく木だけで創作されていたり、鉄のようなもので造作されていたりするものまであります。

華道化家の假屋崎省吾さんも草月流から始めたそうです。

こちらは草月流のお稽古の風景です。

やはり自由な感じですよね。

小原流

19世紀末、小原雲心(おはらうんしん)が「盛花(もりばな)」という新形式のいけばなを創始して、近代いけばなの道を開いたことに始まります。

「盛花」は、口の広い器(水盤)に材料を「盛る」ように花を表現するもので、それまでのいけばなの、いわば線の動きを主にした構成にくらべ、面的な広がりを強調したところに特徴があります。

盛花、瓶花、花意匠をはじめ、いろいろなスタイルがあります。
表現方法がさまざまで、生活空間に活かせる生け方を学べます

ちなみに剣山を初めて使ったのが小原流だそうです。

花瓶にお花をさす生け方なども教えてもらったりします。

こちらもお稽古の様子です。

やはり水盤で生けられていますね。

華道、生け花を習う際に必要な持ち物は?

はじめに揃えておきたいものは、

① 『花ばさみ」

花や枝を切るものです。2000円くらいからあります。
初めはいいものにこだわらなくても大丈夫だと思います。

② 「花合羽」

お花を持ち帰る時に包むものです。

500円~1000円くらいであります。

こちらは花袋があれば、新聞紙でも大丈夫です。

最初すすめられるままに花合羽を買いましたが、

花袋をその後購入したらほとんど使わなくなりました。

 『花袋」

花合羽で包んだものを入れる袋です。

1000円~2000円くらいで買えます。

最低限、この3点があればお稽古に通うことができます。

私がおすすめしたいのが、このタイプです。

花合羽といわれるビニール製の巻くタイプのものよりも、肩掛けができて長さも調節できるこのタイプは重宝しますよ。

肩掛けができないと、持ち帰るのにとても不便ですね。

このタイプを探すのに苦労しました。
高さが変えられるのがいいですね。

★エプロンは必須ですね。

お花のお稽古って結構汚れるものです。

エプロンも普通のタイプだと膝の上が汚れてしまいがちです。

というのも座って生けることが多いので、普通のサイズだとちょうど膝上あたりが汚れてしまうんですよね。

胸元はそれほど汚れないのでギャルソンタイプでひざしたから丈の長いものがおすすめですよ。

④ 「剣山」「お花器」

剣山・・・さまざまありますが、1500円ほどで購入可能。

お花器・・・最初は何を買っていいかわからないかと思います。

最初はこのような黒い水盤とよばれるものを一つ持っているといいと思います。

一番最初のお花器として先生がすすめてくださるものですね。

こちらも参考にしてみてください

↓↓↓

華道で使うお花器のご紹介(楽天)

色は黒っぽいものがお花が映えます。

華道、生け花の3大流派の費用の違いはあるの?

正直、流派の違いに費用の差はないようです

お免状などになると話は違いますが、単純にお稽古のお月謝という面からすると特に格差はないようです

地域でやっている、集会所やサークルなどは値段も低いようです。

ただし先生宅にお邪魔して、お稽古をうける時などはまずお月謝の他にいろいろとかかります。

これはもちろんその先生のところのしきたりによって、かなり差がありますので、

あくまで一般的なお話ですがお中元お歳暮、お年賀、お礼、菓子折りなどでいいのですが、

折々でそういう出費はありますので、先輩の生徒さんにこっそりどうしていると聞いてみてくださいね。

他に花展がある時はチケットは行く行かないは関係なく、チケットは必ず買わされたりします。(1000円程度ですが)

その他にお免状をいただくためにステップアップしていくのですが、その都度費用はかかります。

正教授一級まではおおよそ30万程度かかると聞きました。

またお教室をもつことができるお免状の場合は看板をいただけるのですが、その看板は池坊は8万円でした。

ちなみにいりません、ということはできないです。

地域の集会所などでやっているものは1回500円くらいのものもあると聞いたことがあります。

平均的には1000円くらいでしょう。

先生のご自宅などでの平均は1回1500~2000円くらいだと思います。

そのほかにお花代が1000円から1500円ほどかかります。

先生のところに入門して生け花を習うとなるといろいろと出費はかさみます。

ですのでまずは生け花をとりあえず習ってみたい!という方はカルチャーセンターや市区町村などでやられている

ところなどから始めてみるといいかもしれませんね。

<花展に出展したときの先生へのお礼の仕方はこちら>

生け花流派のまとめ

生け花の理論などを基に長くきちんと華道を学びたいなら池坊

芸術的な自由な生け花を学びたいなら草月流

日常生活にお花をとりいれるような感覚で学びたいなら小原流

と言った感じですかね。

流派を決める前に、それぞれの無料のイベントや個展などを観に行かれることをおすすめします。

実際の作品に触れることにより、言葉では伝わらない各流派の微妙なニュアンスを感じ取ることができるでしょう。
ただし、イベントなどで出展されている作品は、いつものお稽古とは違ってあくまでよそいきのものであるということ。
お花の量や、質も違うし、お花器も違います。

出展されているものは、お稽古を続けられてきた方が数か月考えて仕上げたものですので、
普段のお稽古とは別物ということをお忘れにならぬよう。

でも流派の雰囲気は伝わると思います。
全然違いますから。

その中で「あっ、こんな感じに生けてみたいな」と思うところに通うのが一番だと思います。

あとは習う先生との相性が重要だと思います。

というよりも正直流派云々よりも、先生との相性が一番大切かなとは思います。

どんなにすごい生け花を生けられる先生でも、生徒に教えるのが下手な先生も正直たくさんいらっしゃいます。

生けたお花を先生に手直ししていただくとき、私が生けたお花を全部抜き取ってしまって先生がただ初めから

生ける、といった教え方の先生もいらっしゃいました。

そんなんで上達するはずがないですよね。

華道、生け花というと、敷居が高いように考えられがちですが、案外お金もかからないものだし、お花のある暮らしは思っている以上に癒されるものです。
生きているお花に触れることだけでも、心が落ち着きます。

そして、お花の勉強をし始めると普段気付かなかった道端の草花の美しさに心をうばわれたり、心が豊かになります。

お花の名前も知らず知らずのうちに覚えてしまうものです。

お花を習う素晴らしさは、いくつになっても続けられると言うことだと思います。
お教室にも80歳を超えた方なども何人かいらっしゃいますよ。

またセンスも磨かれますしね。

ご自身に合う流派、先生に出会われ続けられますことを願っています。

池坊のお稽古の様子はこちら

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